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ATMS(Atmos/アトムス)の概要
通貨名称 | ATMS(Atmos/アトムス) |
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最大発行数 | 1億1000万枚 |
公開日 | 2017年3月 |
公式サイト | https://novusphere.io/ |
ホワイトペーパー | https://docs.google.com/document/d/e/2PACX-1vSBdM9mqS8QYrv50mqXP7tYdDhl9EcXdr8UnunqGOr43m_9Ka4cOdZRBV6eMllnBAipP_L3kTm0kzKV/pub |
ATMSの特徴や目指しているもの
ATMSは、分散型ファイル管理システム「Novusphere」で流通するトークンです。惑星間ファイルシステム(IPFS)と呼ばれる独自の分散型ファイル管理システムにより、安全なファイル管理を実現しているのが特徴です。
NovusphereとATMSの仕組み
Novusphereは、テキストや画像、動画などの各種ファイルを分散保管する惑星間ファイルシステム(IPFS)を利用した分散型ファイル管理システムです。従来のファイル管理システムと違い、運営者が存在しないことが大きなポイントです。
こうした分散型ファイル管理システムでは、サーバではなくP2Pネットワークで繋がるコンピュータ(ノード)間でファイルを共有します。アップロードファイルは暗号化して保管されるため、他人にファイルを盗み見られる心配はありません。暗号化されたファイルはさらに断片化されて、各ノードに分散保存されます。
検閲がなくハッキングにも強い
前述の通り、分散型ファイル管理システムには運営者がいないため。検閲がないだけではなく、費用が上乗せされることもありません。中央に当たる部分も存在しないため、ハッキングにも強くなっています。
ハッカーがこのシステムを停止させたいと考えた場合、複数の攻撃をしなければなりません。これはサーバをダウンさせるよりも遥かに困難なことです。サーバに負荷がかかることもないため、利用者数の増加によるサーバーダウンも起こりません。利用者から見るといい事ずくめです。
ATMSの使い道
ATMSはNovusphere上で使われる暗号資産です。サービス利用料やマイナーに対する報酬支払いの手段として使われます。
ウォレットはマルチシグネチャ対応
公式が提供しているウォレットは、1つのアドレスに複数の秘密鍵を割り当てるマルチシグネチャに対応しています。マルチシグネチャ対応ウォレットは遥かに安全性が高く、しかも利便性はほぼ変わりません。非常に使いやすいので、ATMSの利用には必須と言えるでしょう。
ATMSの将来性
ATMSの将来性は、ある程度期待できると考えています。欠点が多い中央集権型ファイル管理システムに不満を持つ人は少なくないでしょうし、Novusphereの仕組み自体も良くできています。
ただし、競合プロジェクトは数多く、それらとの競合は避けられません。現時点ではどれが抜き出ているということは特にないので、これからの開発次第ということになります。
ATMSが日本に上場する可能性
現時点では日本の暗号資産取引所に上場する可能性は立っていません。すでに複数の海外取引所に上場していますので、早めに仕込んでおきたいという方はそちらを利用するといいでしょう。
ATMSが購入できる海外の取引所一覧
- HITBTC
- Mercatoc