AMPの特徴と今後の展望や将来性を詳しく解説

AMPの特徴と今後の展望や将来性を詳しく解説

AMPの概要

通貨名称 AMP(Synereo)
最大発行数 約9億5000万枚
公開日 2013年3月
公式サイト https://www.synereo.com/
ホワイトペーパー

AMPの特徴や目指しているもの

AMP(Synereo/シナリオ)は、Synereoというオリジナルコンテンツをお金に変えるためのプラットフォーム上で使用される仮想通貨です。Synereo上では誰でも簡単にオリジナルのコンテンツを提供できます。コンテンツの製作者、およびコンテンツを広めたキュレーターはAMPで報酬を受け取ります。

コンテンツの製作者はコンテンツの完全な所有権と制御権を保有し、仲介者を介さずに直接報酬を受け取れます。従来の出版や配球などのシステムと比べて、製作者が受け取れる報酬の割合が多いのが特徴です。

Synereoの最初の製品であるWildSparkはすでにオープンβ版が可動しており、多くのユーザーが動画などのコンテンツを公開しています。

Synereoの仕組み

Synereoは、イスラエルのテルアビブに本拠地を置くチームによって開発されているプラットフォームです。アテンション・エコノミーのためのソフトウェアツールを多数開発しています。WildSparkはSyenreoをベースに作られた、コンテンツをマネタイズ(収益化)するためのツールです。

ユーザーは誰でもWildSpark上で簡単にコンテンツを製作、公開できます。そうして公開されたコンテンツはフォロワー(キュレーター)によって拡散されます。製作者、キュレーターは、その働き具合に応じて、法定通貨と交換可能なAMPトークンを入手します。

キュレーターはユニークな(その人固有の)URLを発行でき、そのURLから作品にアクセスし、AMPで投票すると、キュレーターも報酬が受け取れるという仕組みになっています。

この仕組みは編集や出版社、あるいは配給会社などの第三者が一切かかわらない簡潔な仕組みであり、それゆえに製作者とキュレーターは通常よりも多くの報酬を得られます。

Synereoを支える「アテンション・エコノミーとは」

アテンション・エコノミーとは、簡単に言えば情報過多に伴う「人々の注目」の価値の上昇です。

いうまでもなく、現代は情報過多の時代です。インターネットやマスメディアなどの情報媒体が充実すればするほど、人々が受け取れる情報の量(情報の供給量)は高まります。一方で、人間の脳の容量には限界というものがあり、人々が興味・関心を持つ、あるいは処理できる情報の量(情報の需要量)は時代にかかわらずほぼ一定です。

情報の供給量が増えて需要量が横ばいになると、ここの情報の価値は下がります。いわば買い手市場になるわけです。このような市場では、人々から注目を集めるのが難しくなります。有用そうな情報が殆どないところで人々からの注目を集めるのは簡単ですが、有用な情報で溢れかえっているところで人々からの注目を集めるのは非常に難しいのです。数ある他の情報に負けないようなインパクト、大義名分がなければ、どんな有用情報もスルーされて消えていくことでしょう。

Synereoはいわば有用な情報に意図的に注目させ、その見返りとして報酬を得るためのツールです。これまで有用でありながら姫を見なかった情報、すなわちコンテンツを正当に評価させるための仕組みともいえます。

Synereo開発の紆余曲折

Snereoの開発が始まったのは2014年のことです。2015年には独自トークンAMPのクラウドセール、2016年にはAMP及び株式を売り出すクラウドファウンディングが実施され、億円近い資金を調達しました。

2016年には、CTOが解雇され、重要なメンバーもプロジェクトを離れるなど、プロジェクトに疑念がつきまとうことになりますが、2017年には持ち直し、3月にアテンション・エコノミーのためのツール「Qrator」をリリース。同年8月にはその後継である「WildSpark」をリリースします。一度空中分解しかけるものの、なんとか持ち直したという過去があるのです。2018年11月現在も開発は進められています。

WildSparkの使い方

WildSparkは日本語未対応ですが、日本からも登録できます。まず、WildSparkの公式サイトにアクセスし、画面右上の「Sign Up」からアカウントを作成します。

アカウントを作成したら、他のユーザーが登録したコンテンツにAMPで投票できるようになります。AMPがない場合は、仮想通貨取引所で購入しましょう。

製作者として活動するためには、別途登録が必要になります。ホームページ上の「Become a Creator」という部分をクリックすると、Googleの投稿フォームが表示されますので、それに従って入力していくだけです。現在使用できるプラットフォームはYouTube(動画)、Medium(文章)、Imgur(画像)の3つです。制作したいコンテンツに応じて、好きなものを選びましょう。

今後の展望

公式サイト上では、ロードマップが公開されています。それによれば、2018年11月中旬は三段階あるフェーズのうち、フェーズ1の後半に相当するとのことです。フェーズ1の段階では、対応できるプラットフォームを更に拡大するとともに、内部経済内で多くの効果的な用途を獲得するための活動を進めています。ネットワークをさらに拡充させ、確固たる仕組みにします。

2019年第1四半期にはフェーズ2に移行します。ここでは第1フェーズで作成したネットワークを元に、分散型アプリケーションを提供するシステムを構築します。よりシステムを分散化させます。

2019年第2四半期以降に、フェーズ3(最終フェーズ)に突入します。フェーズ2で十分な分散化を果たしたら、ユーザーがコンテンツを提供するためのプラットフォーム(動画や文章などを公開できるアプリ)を作成して、外部のサービスへの依存度を軽減します。コンテンツは分散型ネットワークにアップロードされるため、外部サービスの一存で作品を削除されるリスクがなくなります。

筆者が考えるAMPの今後の将来性

現時点では、それなりに将来性はあると考えています。ロードマップもよく作り込まれていますし、WildSparkがすでに可動し始めているというのも評価点です。

開発チームの信頼性については正直疑問が残るところもあるのですが、Twitterフォロワー数が2万5000人を超えており、なおかつ頻繁にツイートされているため、とりあえず現時点では開発は続いているとみなせます。

AMPが日本に上場する可能性

現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になるという方はそちらから購入しましょう。

AMPが購入できる海外の取引所一覧

  • Bittrex
  • Poloniex
  • Hitbtc
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