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ADX(AdEx/アデックス)の概要
通貨名称 | ADX(AdEx/アデックス) |
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最大発行数 | 1億枚 |
公開日 | 2017年6月 |
公式サイト | https://www.adex.network/ |
ホワイトペーパー | https://www.adex.network/adex/AdEx-Whitepaper-v1.4.pdf |
ADXの特徴や目指しているもの
ADXは、広告プラットフォーム「AdEx」で流通するトークンです。ADXは広告主はもちろん、広告を掲載するメディアと広告を視る消費者にも大きなメリットをもたらす可能性を秘めており、ウェブ広告関係者から注目を集めています。
ADExとADXの仕組み
アデックスでは、従来の中央集権型のアドエクスチェンジと比べて、より効率的に広告主とメディアをマッチングすることによって、両者の満足度を高めます。メディアにマッチした広告を表示することは、ユーザーの満足度向上にもつながります。
アドエクスチェンジとは、各種媒体や広告配信ネットワークの広告掲載枠を取引できる仕組みです。この仕組のもとでは優良なメディアに優良な広告が割り当てられるので、メディアの品質向上が期待できます。アドエクスチェンジにはGoogleの「Double Click AdExchange」やマイクロソフトの「Microsoft Advertising Exchange」などがありますが、これを分散型で実施しようというのがアデックスです。
プラットフォームはイーサリアムからネオに移動済み
アデックス(ADX)はもともとはイーサリアム(ETH)プラットフォームで開発されていましたが、今後ネオ(NEO)のスマートコントラクトに移植されることが公式の開発チームから公表されています。
ネオは中国版イーサリアムとも呼ばれるプラットフォームであり、その優れた性能と将来性の高さから、時価総額ランキングの上位常連です。ネオにとってアデックスは初めての分散アプリケーションの一つであり、ネットワーク効率のさらなる向上が期待されます。
ADXの将来性
ADXは2018年2月に最初の広告プラットフォームをリリースする予定であり、このシステムの完成度が将来性を大きく左右するものと見られます。
このシステムが正常に動作すれば今後さらに価格は上がるでしょうし、重大な欠陥が発見されればしばらくは低迷せざるを得ないでしょう。ただ、仮に短期的に価格が下がっても、ネット広告市場自体は膨張する一方なので、長い目で見ればそれなりの将来性はあるといえます。
ADXが日本に上場する可能性
ADXが日本の暗号資産取引所に上場されることは、現時点ではしばらく先のことと考えられます。なるべく早く買いたいという方には、海外の取引所の利用をおすすめします。