ADCの特徴や将来性、ADCが購入できるおすすめの取引所

音楽業界のための ADCとは?ADCの主な使い道と今後の将来性まとめ

ADC(AudioCoin/オーディオコイン)の概要

通貨名称 ADC(AudioCoin/オーディオコイン)
最大発行数 10億5000万枚
公開日 2015年6月
公式サイト https://www.audiocoin.eu/
ホワイトペーパー https://www.adciocoin.eu/white-paper

ADCの特徴や目指しているもの

ADCは、ミュージシャンの支援を目的にオンラインの音楽取引の支払い手段となることを目的に開発された暗号資産です。2017年12月には、ビョークが自身のオンラインサイトでADCを配布したことで話題を集めました。

ADCの仕組み

ADCは従来の汎用性の高い暗号資産と異なり、音楽業界で使われることに特化して開発されています。開発チームはADCを使って音楽を購入できるWEBサイト「Aurovine」の作成や、アーティストやミュージシャンに対してADCを使うように呼びかけたりして、知名度や利用者の獲得を目指しています。

Aurovineで音楽を販売した場合、アーティストはその売上の85%を受け取れます。従来の流通方法では仲介者による過度な中抜きが行われていましたが、ADCを使えばそのような問題はなくなります。

SNSでシェアすればADCが受け取れる

アーティストやミュージシャンのファンは、Aurovine上のミュージシャンや曲をSNSでシェアすると、0.5ADCの報酬を受け取れます。また、シェアされたミュージシャンも0.5ADCを受け取れます。0.5ADCと聞くと少ないようにも思えますが、有名なミュージシャンならば数千、あるいは数万回シェアされることも十分ありえます。仮に1万回シェアされれば、アーティストはそれだけで5万ADCを受け取れます。

現状、Aurovineで活動しているミュージシャンの多くは、レコード会社に所属していないインディーズが主流ですが、ネットでシェアされたことをきっかけに新たなスターが誕生する可能性は十分あります。また、少ない売上でも多くの利益を獲得できるため、ミュージシャンの生活がより良いものになります。

ADCのマイニングの仕組み

ADCも暗号資産なので、マイニングが可能です。ADCではコンセンサスアルゴリズムに、保有量に応じてマイニングの権利が振り分けられるProof of Stake(PoS)を採用しています。

ADCの将来性

ADCの将来性は、現時点ではある程度期待できると考えています。ビョークのような影響力を持つミュージシャンが自発的に使ってくれているというエピソードはやはり強いです。現状ではインディーズが殆どを占めているというのは心配な点ではありますが、プラットフォームがすでに正常に可動しているというのは評価点でもあります。

ADCが日本に上場する可能性

現時点では、日本の暗号資産取引所に上場する見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場していますので、気になる方はそちらを利用するといいでしょう。

ADCが購入できる海外の取引所一覧

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