42の特徴や将来性、42が購入できるおすすめの取引所

仮想通貨42とは?特徴や将来性を解説

42(42-coin/フォーティーツーコイン)の概要

通貨名称 42(42-coin/フォーティーツーコイン)
最大発行数 42枚
公開日 2014年1月
公式サイト https://42-coin.org/
ホワイトペーパー

42の特徴や目指しているもの

42は、最大発行枚数42枚という希少性が特徴の暗号資産です。公式サイトを見る限りでは「ジョークコイン」の感が強く、投資にはあまり向いていないと思われますが、世の中にはこうしたコインもあるということをお伝えしたかったので、今回ご紹介します。

42の仕組み

42は、イーサリアムとほぼ同時期の2014年1月に誕生した暗号資産です。hendo420という人物がビットコインフォーラムに「この世に42枚しか存在しない超絶レアコインを作る!」と投稿して、実現したものです。

42-coinの42に対するこだわり

42-coinは最大発行数以外にも、あらゆるところで「42」という数字を採用しています。例えばP2Pポートが4242だったり、コイン年齢の最小時間が42時間だったりします。何から何まで42にこだわった暗号資産と言えるでしょう。

「42」という数字にこだわるのか?

明確な理由は明かされていませんが、公式サイトの「42 – the answer to life, the universe, and everything…(42 生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え)」という文言から察するに、ダグラス・アダムスの傑作SF「銀河ヒッチハイクガイド」に影響を受けているものと思われます。

銀河ヒッチハイクガイドは全世界で1600万部が売れた超人気作品で、前述の「42 – the answer to life, the universe, and everything…」は同作に出てくるフレーズです。作者自身はインタビューでこの42について問われたときに「意味なんてない。ただのジョークだよ」と答えていますが、多くのファンを引きつけた数字であることには間違いありません。hendo420氏もおそらくはその1人であり、だからこそ42にちなんだハンドルネームをつけて、42に関する暗号資産を作ったのでしょう。

非常に高い単価

42の発行枚数は限られているので、その単価は極めて高く設定されています。2018年8月23日時点での単価は1(42coin)=191万円で、同時期のビットコインの3倍近い価格になっています。最も高騰していた2018年1月末には1600万円にまで達しており、その恐ろしさがわかります。

単価は高くても発行枚数が少ないため、時価総額は非常に安いということです。2018年8月23日時点での時価総額は191万円×42=8022万円で、草コインの中でも安価な部類です。暗号資産の価値は単価ではなく時価総額で決まります。高単価でも時価総額が安ければ、その時点ではまだ価値を認められていないということです。逆に低単価でも時価総額が高ければ価値を認められているということです(言い換えれば、これからの値上がりの余地は少ないとも言えます)。

42の将来性

42の将来性は、現時点ではほぼ期待できないでしょう。暗号資産としては最低限の機能しか備わっておらず、差別化点は少ない発行枚数ぐらいしかないからです。おそらく作者も本気でこれを普及させるつもりはないのでしょう。それでも買いたいというのならば止めはしませんが、個人的にはおすすめしません。

42が日本に上場する可能性

現時点では日本の暗号資産取引所に上場される見通しはかなり低いです。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらを利用しましょう。

42が購入できる海外の取引所一覧

1 0

この記事の共有はここから